息子の小学校は、家から1キロくらい離れてる。
学校のすぐ側にはテコンドーや格闘技などをやっているジムがある。
息子は3年前から火・木・土の夜にそこでテコンドーを稽古し、妻も健康のために木・金の午前に格闘技を稽古するようになってる。
11時過ぎ、妻からメッセージがあった。
「昼ご飯どうする」
「出前を頼んだ。ハンバーガー」
「そうか。稽古終わったけど、昼は何にするか迷ってる。外食しようか」
「いいね」少し考えて返事した。「出前来たら一緒に行こう。ハンバーガーは晩ご飯にしてもいいだろう」
「え?一人で行こうと思って、別に一緒に行くなんて強いていないよ?」
「今日夜も稽古だろう。会える時間が少なすぎる。昼ご飯くらい一緒に食べよう」
「オーケー。今事務所?そっちに行く」
事務所に来ることはなかったから、妻は場所を確認しながらたどり着いた。
「あなたの事務所に来るのは初めてよね」
「初めてだよ」
「静かで広い。いい部屋を借りたね」
「だろ。結構気に入ってる」
「正直、来てもいいか躊躇してた」
「なんで?」
「最近調子悪いだもん。なんかよくない気配に付き纏われてる。あなたの商売にうつったらどうしよう」
「何馬鹿言ってんだ。落ちる余地がないだろ」
「確かに」
ハンバーガー届いた後、一緒に出掛けた。
アツアツのマーラータンを食べた。
この上ない美味さ、何年ぶりな気がする。
2023年9月19日火曜日
2023.04.13 外食。
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