2023年9月20日水曜日

2023.06.15 まだまだだよ。

昨日、もうすぐ端午だから親戚たちが父と母に挨拶したいから葬儀社のカードキーを探していると、圭兄からの連絡があった。
葬儀社の遺灰預かり所はロッカー式で、カードキーで開ける。
母が亡くなって以来、そのカードキーはいつも実家の引出しに置いてある。
圭兄と玉姉はうちの鍵を持ってるから、僕が不在でも、使いたい時は使える。
だがそういうことはいつも玉姉が仕切ってるから、圭兄はほとんど関心がない。
今度は玉姉がたまたまいないから圭兄は慌ててカードキーを探すなんて、ちょっと微笑ましいかも。

今までこういう祀りなら、玉姉と母の妹の華おばは必ず参加するけど、今度は二人とも用事があって、母の弟の義おじとその息子のヘイがカードキーを持って葬儀社に行った。
そしてヘイから連絡があった。
「料金未払いってロッカーを開けられなかった」
「はあ?」
そんなわけが…
母が亡くなった4月からロッカーを年払い契約して、毎年の4月で実家に帰る保証はないから、春節で実家に帰ると次の年の料金を支払っておくようにしている。
今年も。
「支払ったはずだ。何かのシステムエラーに違いない」
「管理人に報告してとりあえずロッカーを開けてくれた。ロッカーの番号思い出せなくて大変だったな」

少し後でまたヘイからのメッセージ。
「葬儀社のシステムで確認した。料金はちゃんと払ってる…けど、登録名義には一文字間違ってる」
「何それ」
「カードキーと別に証明書あるだろ、遺灰預かりのための」
「ああ、通帳みたいなやつ」
「それを持ってカードを再発行する必要がある」
「…どういうわけで一文字間違ったらカード使えなくなって再発行」
「さあ。とにかく今のカードキーは廃棄処理された」
「廃……まあ、しばらく使う必要はないから、夏休みでも中秋でも帰る時になんとかしよう」
「オッケー」

はあ。
本当に。
うんざりだ。
些細なことばかりでもいちいち癇に障る。
そういえば、昨日勝手に「受取済み」になったやつ、事務所に着いたら事務所の玄関前に置かれていた。
めったに人が訪れる場所でよかったな。
これで紛失したら思い切りクレームを入れるところだ。
そして机の方は今までも音信不通。
もう返品でいいや。

ああ。
もうこれ以上傷付けるのは嫌だ。
最小限の外出、最小限の買い物、最小限の情報を受け取って、最小限の世界に引きこもっていこうよ。

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